2012/06/20

『謎の彼女X』 11話 感想


『謎の彼女X』11話見たので、とりあえずその感想から。

卜部さんにだまって早川さんと文化祭デートしに来た浮気者のつばきくんですが、まあ昔好きだった人に誘われたらいっちゃうでしょう。これはしゃーないですよ。このへんでつばきくん最低!となりますが、最低だけどしゃーないわけです。オトコノコはちょろい生き物なので仕方ありません。

つばきくんは結局自分から早川さんがさしだした唾を飲まなかっただけ、自制心があると思います。俺には無理だ。間違いなくぱっくりいって口の中でなぶりつくしてごくりといくと思います。いや、それだと自分のつばとのブレンドがのどごしになるのか…。うーん、やっぱりなぶらず、舌でいったんとどめて香りを楽しんだあと一気に飲みますかね。どっちがいいのだろう。悩ましいところです。

(そんなシーンは一生こない、などと気づいてはいけない)

その後、卜部さんが登場してからのスタイリッシュ全裸よだれバトルについては、なんか無駄に息を飲みながら視聴しましたが、正直どーでもいいかなあ、といったところですね。不満も別にないし、大して興奮もしなかったです。

早川さんの独白(今まで好きになった人はみんな片想いだった)ってのがありましたけど、これについてはストレートには「だから自分のことを思ってくれるであろうつばきくんにコナかけた」って解釈するべきなんでしょうかね。でも、この段階で早川さんはつばきくんに彼女がいることを知ってるわけで、好きになったひとはやっぱり自分のほうを向いてない相手だったっていうのがなんとも。早川さんはこれまではずっと自分が相手の想い人に勝てずにきたわけで、今回だけ卜部さんに勝てると考えたってのもおかしいですし。バトルに負けた早川さんに対して、勝者である卜部さんが「きっと素敵な相手が見つかるわ」みたいなことを言って最後まとめてましたけど、早川さんの将来に関しては不安に思います。どうしても、このまま彼女や奥さんがいる相手を好きになってちょっかいかけまくって結局報われない悲しい末路が予見されてしまうなあ…。そんなこと妄想してたらだんだん早川さんが好きになってきた?あれ?

さて、文化祭の帰り道、つばきくんと卜部さんがいっしょに帰るシーン。これ良かったですね。素晴らしい。浮気したつばきくんに対して、卜部さんが「自分も昔は片想いの相手がいた。その人に誘われたら私もつばきくんと同じようにほいほいついていってしまう」みたいなことを言う。当然ながら、こんなふうに許されても、全く嬉しくはないわけです。「俺だけの卜部さんに、他に好きな奴がいただなんて!」というなっさけない独占欲があるから。見てるだけの俺ですら、「嘘って言ってくれ!」と思いながらこのシーンを見ているわけで、つばきくんからしたらハラハラしまくりだったんじゃないかしら。そんな状態で、「でも許してくれるのはありがたいし」なんて考えてるところで、卜部さんの「うそだよー」(あっかんべー付き)です。

「騙された!自分の罪はやっぱり重かった!でも嬉しい!ほっとした!」っていうね。卜部さんにはホントかないません。だから好きなんだけど。

こんなところですかね。『謎の彼女』11話、なかなか良い回だったと思います。他にいろいろ書くことあったんだけど、感想だけで終わってしまった…。