2012/06/29

『謎の彼女X』 12話 感想

今日はなんか肉体的に疲れております。精神的でないのでいっぱい寝ればかえってすっきりすると予想され、むしろ珍しくいい状態かな、といった感じ。というわけで録画してた『謎の彼女X』12話観た感想を簡単に書いてさっさと寝ようと思います。

このアニメは、細かいネタでツボに入るのが頻繁にあって、それが面白いと感じる主要因なんじゃないでしょうか。今回でいうと、卜部さんの枕をついつい触ってしまったつばきくんが、卜部さんの枕の湿り具合を感じる場面とか。枕は湿るもんですよねえ。汗&よだれの無敵のコンビネーションですよ。つばきくんが匂いを嗅いでしまうのは仕方のないことです。あれは本能。

女の子の部屋の布団の匂いってのが嗅ぎたい匂い第一位だと思ってたんですが、枕はよだれも追加されるぶんよりヤバいですね。気付かされました。今後は女の子の部屋の枕の匂いを押していこうと思います。枕の素材はふつうのわたがいいですね。よく染み込みそうなので。手に入れたら匂い嗅いでから、スルメみたいに噛むかなあ。俺のよだれが混ざるのは良くないよなあ。どうしたもんか。

そういや俺の枕はりりちよさまのはだかワイシャツ姿のカバーがかかっているのですが、りりちよさまの匂いを嗅ごうとスーハーしてみたら俺の匂いがしてとても残念な気持ちになりました。あの枕カバーは標準的な日本人の成人男性の身長でも、縮尺的にりりちよさまと双熾とのサイズ関係を体験できるようになっている優れモノなんですが、まさかあんな落とし穴があったとは…。世の中うまくいかないもんです。俺の枕を股間に当ててオナニーしてくれるメイドさんと同居したりすればいいのでしょうけど…。

枕の話はこれくらいにして、謎の彼女Xの話に戻りましょう。今回ラストの卜部さんのデレっぷりは実に良かった。つばきくんが、無意識で卜部さんを抱きしめてしまった後、卜部さんが「いいの。つばきくんにくっつきたいと思ったのは、私のほうだから」って言った場面ですね。あんなこと言われたら飛び上がりますよ。すっごいカタルシス。夕方のシーンだったんですが、ふつーに夕日に向かって「よっしゃあああ!」って叫んでしまうと思います。

誰かを好きになったとして、相手に対して欲望を抱いているとする。手をつなぎたいとか、抱きしめたいとか、セックスしたいとか。それをぶつけるには、「まず」相手の許可がいる。で、こっからめんどくさいことになるんですけど、俺は「だから」許可が得られるまでは、自分がそんな欲望を抱いていることすら、明示的に表明することができない。

この考えがベースにあるので、理想的な展開は、まさに今回の謎の彼女Xと同じものになります。自らの欲望がふと漏れでてしまったときに、それを相手に「許可」される。具体例を言うと、抱きしめて「しまった」ときに、相手に力を抜いて受け入れてほしい。

今回も面白かったです。次回ラストなのが寂しいですなー。